周囲すべてを隣地に囲まれている「旗竿地」。
奥まった土地であること、また、隣地に近接していることから、日当たりやプライバシーの確保が課題とされています。
今回のプランでは、元々の高台であることを生かしながら、陽の光、各々の生活、周囲の自然を楽しむことのできる、
家族にとっての「隠れ家」を造りました。

旗竿地の旗にあたるアプローチは京都の路地裏を思わせる空間にしました。
敷き詰められた石畳と植栽は、空間に和の風情を漂わせ、家路に落ち着きを添えてくれます。
車２台分の駐車場としても活用できます。

建物の影で陽の光を遮られることのないよう、リビングルームを２階に設置しました。
南側のダイニングルーム全面に設置された窓からは、
周囲の視線を気にすることなく、一日中陽の光を感じることができます。
高台から開けた地形を楽しめるよう、東側にも出窓を設けました。
窓を開ければ爽やかな風が家の中に流れ込みます。

旗竿地に光と遊ぶ「自然を楽しむ家族の隠れ家」

敷地面積／396.70㎡、延床面積／298.01㎡、建ぺい率／30％、容積率／100％
1F床面積／115.86㎡、2F床面積／102.09㎡、吹き抜け／1.45㎡、ベランダ／18.27㎡